たかぶです。前回、目線を決めるのに非常に有効な”ダウ目線”について書きましたが、今回は実際のチャートを使って、具体的に考えてみます。
~波の認識~
ダウ目線を決める為には波の高値と安値を抽出し、波を認識する必要があります。ただし、認識はあくまで主観的なものなので、微妙な場所については、
・可能性1
・可能性2
のように、複数の見方をしておいて、その後の動きから、どちらがうまく行きそうかを、選択していく事もあります。
~自分の手と頭を動かそう~
波の認識、という話をすると、
Zigzag
のようなツールを用いようとする人が居ますが、まずは、
自分の手を動かしてやってみる
という事が非常に大事です。トレードがうまくなるための秘訣は
ひたすら考える
これしかありません。
~波書き~
まず最初にやるといいものは、
チャートに波を書いてみる(通称:波書き)
です。
プリントアウトしてもいいですし、画像にペイントソフトで書いてみてもいいでしょう。前の記事で使った、ポン円1hチャートを使って波を書いてみましょう。
やってみれば分かりますが、細かく見るのか、大雑把に見るのかで、波の形状は大きく変わってしまいます。
例1
例2
例3
どの波の認識がトレードに活かせるものなのでしょう?
~波の認識はトレードプランの為~
波を書く際に私が気をつけているのは、まず、
そのチャートの時間足は何か?
自分の狙う波のサイズは何か?
という事です。
1h足のチャートを大雑把に見すぎると、デイトレードではタイミングが取れない、という事になってしまいます。かと言って細かく見すぎると、1h以下の波を認識している事になります。
又、4h、日足と上位足のチャートになればなるほど、一本のキャンドル足を作るのに時間がかかっています。という事は、一本一本のキャンドル足の重みが大きいと言えますので、波もそれなりに細かく見る必要が出てきます(デイトレで使う場合)。逆に1h足より下位のチャートでは、固まりとしてどう見えるのかを意識する傾向になります。
更に、横軸の概念、つまり、
波の対称性(上昇と下降の比率がだいたい同じ)
波のリズム(各々の波の幅が著しく変化しない)
という点に留意して、波を認識してみるのも重要です。
~今回のたかぶ☆推薦ブログ記事☆~
そう言えば、前に紹介したFXコーチングスクールのブログに、同じような観点で書かれた記事がありました。
最終的には自分で何度も波を書いて、自分なりの感覚を掴んでいくしかありませんが、今まで述べたポイントを意識していくと、掴みやすくなると思います。
ちなみに上記の3つの波書きでは2番目が、一番デイトレに使えるような波の認識なので、次回はこれを使って、押し安値・戻り高値を意識して目線を考えていきます。
記事がいいと思ったら、クリックお願いします!