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1時間足ダウ目線実践編 その壱

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たかぶです。前回までで基本のメソッドについて大まかに解説してきました。

 

そこで今回から、実践編として先週のポンド円を使って、目線とトレードチャンスについて解説してみたいと思います。

 

~日足、4時間足~

まずはこれまでの流れを見る為と、MTF分析の実例として日足と4時間足を見てみましょう。

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5月の大きな下降から波をつけて上昇しています。まだ日足レベルの波の戻り高値は越えていませんが、戻りが結構大きいです。更に、下降にかかった時間に対し、遥かに長い時間をかけて上昇してきています。

 

という事は波の対称性から言えば、

日足レベルの目線はまだ下だが、その勢いはもうあまり強くない

と考えられます。というのもあれだけの強い下降の勢いが続くなら、もっと早い段階で下降していくべきだからです。

 

ところが、フィボナッチリトレースメントを直近の下降ではなく、その手前からの全体の下降に引いてみると(強い下降に対する戻りの時間があまりに違うため)、先週、下降の78.6付近まで上昇。更に、この場所は前回の下落が落ちた場所の安値を抜けた場所とも重なります(レジサポ、ロールリバーサル)。

 

つまり、ここが、

上位足の節目

となり、一旦プライスが反応する可能性があるという事です。するとここから下降して、先週は終了しました。

 

さて、ここで日足・4時間足だけ見てみるとどうでしょう?日足の大きな上昇から見れば、下降も小さなものですし、4時間足ではまだ押し安値も割れておらず、逆にいい押し目からの買いが出来そうにも見えそうです。

 

~1時間足の重要性~

ところが、1時間足で見てみると、こうなります。

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ダウ目線はどちらでしょう?下です。そして、週明け時点での戻り高値はオレンジの水平線、なのでここを実体で抜けない限り、売りを狙っていくことになります。

 

このように、デイトレレベルでは日足や4時間足ではなく、1時間足ダウ目線を基準に戦略を立てた方が、直近の値動きを見間違わない事が多いです。明確な基準によって環境認識をする事により、軸のぶれない、目先の値動きに惑わされないトレードが可能になります。

 

良く言われる、

 値動きの意味を考える

というのは漠然としたものではなく、論理的な見方に基づいていなければ意味がありません。

 

又、リアルトレードでは、右側の見えないチャートにおいて、どのローソク足の確定がエントリーのサインとなるのか?という事を明確にしていかないといけません。

 

では、次回から下位足を見ながら、トレードチャンスを探してみたいと思います。

 

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