たかぶ スタイル ~ FXトレード テクニカル至上主義!

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1時間足ダウ目線実践編 その弐

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たかぶです。今回からは1時間と5分足を見ながらエントリーチャンスを見ていきます。

 

~右側の見えるチャートと見えないチャートの違い~

根拠を見つけられない初期段階では、出来上がったチャートからエントリーポイントを見つける練習が効果的ですが、それが容易に分かるようになったら、次は右側の見えないチャートで練習すると、リアルトレードにおける課題も見えてくるので、オススメです。

 

今回は、右側の見えないチャートで振り返る為に、加減さんという方の作られたRCCを使用します(Review Candle Chart)。MT4にインディケーターとして導入するので、自分が実際にトレードするのと同じチャートでシミュレーションが出来ますし、動作も軽いので非常にオススメです。

 

加減さんは他にも色々有益なインディケーターを販売されてますので、チェックしてみてください。

www.gogojungle.co.jp

 

 ~9月7日(月)~

 前回、説明したように現在1hダウ目線は下です。下降の波にフィボを当てるとFR78.6まで戻して、下窓を空けて始まりました。このあたりで切り下げる動きが出れば、売れそうです。波を見ていると一度上昇し高値を切り上げましたが、その後安値を切り下げました。

 

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 このような切り上げ直後に切り下げに変わる動きは反転のサインとなります。その後、小さな波を5つつけながら割れた安値を裏から試し(調整波、レジサポ)、その後に強めの陰線が出たところで、売りのエントリーが出来そうです。

 

この場所は、下降の波のFR38.2には到達してませんが、以前説明したツールのランクにあるように、レジサポの方がフィボナッチよりランクが上なので、フィボよりもレジサポが機能した、という事になります。

 

その後、順調に下がりましたが、下がらないケースでは、SLは直近の高値の上に置いて、時間が経っても下がらないようなら、一旦撤退する事もありでしょう。

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利確についてはいろいろな考え方があり、詳細は今後又解説していきたいと思いますが、ここではフィボナッチエクステンション(FE)127付近で切り下げから切り上げのプライスアクションが出たので決済とします。

 ~FE(フィボナッチエクスパンション)とは?~

FEは最初の波の長さを戻りから伸ばした所が100となる、波の延長を測るツールで、利確ポイントの目安として使います。値としては127~161.8あたりを考えるのが一般的です。

 

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その後の動きを見ていると、又小さく5波をつけて、直近下降のFR61.8まで戻ってきました。更に調整の波にFEを引くと161.8となっています。FEは利確の場所を予測するツールですが、利確されるということは逆方向の圧力にもなります。この場合買いの利確=売り圧力と言う事です。 ここでのダウ反転を見て戻りを買っていた勢力が、利確してくる可能性があるという事ですね。

 

その場所と下降の波のFR61.8という戻りで一番強い場所が重なりました、こういう複数の根拠が重なる場所を、

オーバーラップ

と呼び、単一の根拠よりもより確率の高い反応場所になります。そこで、強い陰線が出ました。この確定を見てもう一度エントリーが出来ます。SLは直近の高値上です。

 

もう一度高値を試し、ダブルトップのような形で下がる可能性はありますが、高値を確定で越えてくるようだと、切り下げが否定された事になるので、一旦撤退する方が安全です。

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今回は、そのまま下降し、最初の波に引いたFE161.8、キリ番付近でダブルボトムをつけたので、このあたりでの利確となるでしょうか。そして、1hレベルでは下降の波が更新されたので、戻り高値(も高)が移動します。

 

~エントリーは基本確定足を見てから~

いかがでしょう?出来上がったチャートでは簡単にエントリーできそうですが、右側が見えない場合、エントリー時にはそれほど下落しそうに見えないと思います。よって、大事なのは、

エントリーした後の波の動きをイメージしておく事

ですし、ローソク足が確定して陰線が出た時点でエントリーをするのが基本です。

 

では、次回も引き続きトレードチャンスを探していきたいと思います。

 

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