WTF is MTF???
たかぶです。今回はMTF分析について書いてみたいと思います。
~MTF分析とは?~
MTF分析とは複数時間足のチャートを見る事により、それぞれの時間軸での状況を把握する事により、より精度の高い環境認識を行うためのものです。
というのも、以前書いたように、相場にはより上位足の節目が強いという法則があり、下位足の流れだけを追っていると、全体の流れを見誤る可能性があるからです。
波にはサイズがあり、小さな波が集まって、より大きなサイズの波を作っていきます。1分足の波が集まり5分足の波に、5分足の波があつまり15分足の波、以下同文、というような感じです。
逆に大きな波が、小さな波に分解されていく時もあります。大きな流れが滞ると、どんどん波のサイズが下がり、下位足でしか状況が分からなくなります。
このようにMTF分析というのは、両方向で考える面もあり、MTF分析の神髄は、状況に応じて、自分のスケール感を自由自在に変えられる事なんじゃないかと思ってます。
Marvelの映画で「アントマン」というのがありますが、ご存じでしょうか?主人公はミクロになったり大巨人になったりしますが、あんなイメージです(笑)
~時間足の種類と組み合わせ~
一般的に使われる時間足としては、1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日足、週足、月足、年足などでしょうか。デイトレードの場合、日足までのチャートがあれば十分ですが、週足や月足の節目についても、目印をつけておくと役に立つ事があります。
私が、デイトレで一番基準にしているのは、1h足です。1h足を軸に、上位足側は、4h足と日足の節目との関係を見ながら、下位足でタイミングを取るようなイメージです。
1時間からみた下位足、1m足、5m足、15m足、30m足にはそれぞれメリット・デメリットがあり、一概にどれがいいとは言えません。私は1m足、5m足、15m足を状況に応じて使い分けています。5m足だけ、15m足だけでもトレードは出来ると思いますが、1m足だけ、というのはちょっと難しいでしょう。
私が思うそれぞれの特徴は、
- 1m-節目に到達後の、逆張りのタイミングを測るのに向いている。押し目などで止まった判断などでは使えない。ネックラインなど結構テクニカルが効く。
- 5m-推進・調整の波を判断するのに向いているが、確定での判断材料としては、騙しが多い。
- 15m-全ての値動きは15mに宿る(byたかぶ)と思うくらい、確定における判断材料としては、下位足で一番使いやすい。被せやコマ足などキャンドルパターンも結構機能する。細かい波のカウントには向かない。
- 30m-1hだと一本になって分からない、1h足内での戻しの判断には使える。
と言った感じです。30mは使っていないので、ちょっと適当です(^^;
~今回のたかぶ☆推薦動画☆~
MTF分析については、迷晴れさんの素晴らしい動画がありますので、是非こちらをご覧ください!
次回は、MTF分析の際にも必要な、実戦的なチャートの見方について書いてみたいと思います。
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