たかぶ スタイル ~ FXトレード テクニカル至上主義!

全ては自信の持てるトレードの為に!

環境認識の真実 ~ チャートという名の宝地図 Part3

f:id:fibostudent:20201207020806j:plain


たかぶです。今回は、環境認識に使用するテクニカルツールのお話です。


~テクニカルツールの意味~

世の中には、様々なテクニカルツールが存在しています。テクニカルツールは、現在の相場がどういう状態なのか、を判断する為に使用します。

 

ただし、一番大事なのは「値動き」そのもの(プライスアクション)です。その他のテクニカルツールは全て、

どこの値動きに注目すべきなのか

という事を判断するために、使うものです。

 

色んなテクニカルツール(MA、フィボナッチリトレースメント、トレンドライン、サポート&レジスタンスなど)は、どこに壁の可能性があるかを、想定するための物でしかありません。

 

何かのMAにタッチした、ここにはFR38.2がある、それだけでトレードする事は

危険極まりない行為

と言えるでしょう。

 

値段は壁に当たると基本跳ね返りますが、跳ね返りが弱い時があり、その場合は、壁が弱いか、値動きが強いという事になります。そして、壁を抜けきれば、次の壁まで値段は動いていきます。ちゃんと抜けるのかどうかは、

壁に当たってからの値動き

をきちんと評価していかないといけません。抜けたのに、伸びずに戻ってきた場合は、

相場心理の効果で逆に動く

可能性も出てくるので、注意が必要です。

 

更に、ツールには強さのランクがあります。それは、

より多くのトレーダーが意識しているものほどランクが高い

と言う事です。

 

今まで数えきれないくらいのテクニカル分析ツールがこの世に生み出されてきましたが、

みんなが意識するのでそのテクニカルが機能する

という逆説的な真実があります。つまり、より多くの人が使っているものがより機能する、という事です。

 

~AIでテクニカル分析は使えなくなる?!~

最近、AIが発達すると人間は勝てない、などという話をよく聞きますが、AIもアルゴも相場の法則性には逆らえない、という点においては同じであり、節目の認識、そこでの値動きから、未来を予測するという点では、想像力の豊かな人間の方が上かもしれません。

 

ニュースを迅速に捉えてそれを根拠にトレードする、高速に売買を繰り返す、という点においては人間は叶わないでしょうが、普通にトレードする上で、AIやアルゴを意識する必要はないと思ってます。

 

~私のツールボックス

私が使うツールを書き出してみると、

  • レジサポ=ネックライン=キリ番
  • ダウ目線(押し安値、戻り高値)
  • フィボナッチリトレースメント
  • フィボナッチエクスパンション
  • MA
  • トレンドライン
  • 波の横幅=時間=フィボナッチタイムゾーン
  • プライスアクション=切り下げ、切り上げ=キャンドルパターン
  • 5波=推進波、調整波=エリオット波動

といった感じです。=は同じ概念で繋がっているものです。ダウ目線は壁自体と言うより、基本的な値段の方向を、意識しておく為に使います。更に、これらをランク付けしてみます(あくまで個人的意見)。

  1. レジサポ、ダウ目線、フィボナッチリトレースメント、プライスアクション、波の横幅
  2. 5波、フィボナッチエクスパンション
  3. MA,トレンドライン

1は私のトレードにおいてコアをなすツールです。2は補足的なもので、あれば更に精密な分析が出来るものです。3は主にトレンド時や利確のポイントとして使うものです。

 

~最強のツール~

1の中でもレジサポダウ目線は、値動きの核をなす原則なので、絶対に意識しておくべきです。フィボナッチもかなり効果的なツールですが、チャートの値動きそのもので決まる、この二つは、

テクニカルツールのツートップ

だと思っています。超基本なのですが、超大事です。シンプルにやるなら、これらにプライスアクションだけでも、トレードは出来ます。

 

レジサポには多くの種類があり(前回高値・安値、ネックラインなど)、キリ番もその一種と考えられます。又、前日日足や週足などの4本値を使う、という考えもありますが、波の認識能力が上がれば、波をベースに考えた方がいいと、私は思っています。

 

~時間足による強弱もある~

又、それぞれの時間軸に、各々の壁が存在する事になりますが、

上位足の壁の方が下位足より強い

という絶対的な法則があります。つまり、日足のレジサポの方が4h足のレジサポより強い、という事です。

 

つまり、壁には

・時間足によるもの

・ツールによるもの

があり、相対的な強さは一義的には決まりません。実際には、自分がトレードしている波のサイズや、複数の壁が重なる場所をゾーンとして考えたりすることで、より反応しそうな場所を想定していく事になります。

 

 ~今回のたかぶ☆推薦動画☆~

ところで相場の値動きについて、こちらの動画で非常に面白いアイディアが語られてます。

youtu.be

真のランダムはかなりの偏りが発生しますから、何もしなくてもトレンドを作ってしまうという、この話は全くあり得ますね。ただし、それを見た人間やソフトウェアがそこに意味を見出して、行動を取るので、さらに誇張されたりするんじゃないか、というのが私の意見です。

 

更に、テクニカル至上主義とは言え、何か特定の通貨に、非常に強いバイアスがかかる要因(通貨価値に影響を与えるようなイベント=経済政策の変更や国家的な状況の変化)があると、期待バイアスで、相場の大きな流れが変わってしまう事は、あります。

 

次は、トレード精度を上げるために有効であり、壁の強さを考える上でも大切な、Multi Ttime Frame(MTF)分析について書いてみたいと思います。

 

記事がいいと思ったら、クリックお願いします!

人気ブログランキング