たかぶ スタイル ~ FXトレード テクニカル至上主義!

全ては自信の持てるトレードの為に!

WTF is MTF???

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たかぶです。今回はMTF分析について書いてみたいと思います。


MTF分析とは?~

MTF分析とは複数時間足のチャートを見る事により、それぞれの時間軸での状況を把握する事により、より精度の高い環境認識を行うためのものです。

 

というのも、以前書いたように、相場にはより上位足の節目が強いという法則があり、下位足の流れだけを追っていると、全体の流れを見誤る可能性があるからです。

 

波にはサイズがあり、小さな波が集まって、より大きなサイズの波を作っていきます。1分足の波が集まり5分足の波に、5分足の波があつまり15分足の波、以下同文、というような感じです。

 

逆に大きな波が、小さな波に分解されていく時もあります。大きな流れが滞ると、どんどん波のサイズが下がり、下位足でしか状況が分からなくなります。

 

このようにMTF分析というのは、両方向で考える面もあり、MTF分析の神髄は、状況に応じて、自分のスケール感を自由自在に変えられる事なんじゃないかと思ってます。

 

Marvelの映画で「アントマン」というのがありますが、ご存じでしょうか?主人公はミクロになったり大巨人になったりしますが、あんなイメージです(笑)

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~時間足の種類と組み合わせ~

一般的に使われる時間足としては、1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日足、週足、月足、年足などでしょうか。デイトレードの場合、日足までのチャートがあれば十分ですが、週足や月足の節目についても、目印をつけておくと役に立つ事があります。

 

私が、デイトレで一番基準にしているのは、1h足です。1h足を軸に、上位足側は、4h足と日足の節目との関係を見ながら、下位足でタイミングを取るようなイメージです。

 

1時間からみた下位足、1m足、5m足、15m足、30m足にはそれぞれメリット・デメリットがあり、一概にどれがいいとは言えません。私は1m足、5m足、15m足を状況に応じて使い分けています。5m足だけ、15m足だけでもトレードは出来ると思いますが、1m足だけ、というのはちょっと難しいでしょう。

 

私が思うそれぞれの特徴は、

  • 1m-節目に到達後の、逆張りのタイミングを測るのに向いている。押し目などで止まった判断などでは使えない。ネックラインなど結構テクニカルが効く。
  • 5m-推進・調整の波を判断するのに向いているが、確定での判断材料としては、騙しが多い。
  • 15m-全ての値動きは15mに宿る(byたかぶ)と思うくらい、確定における判断材料としては、下位足で一番使いやすい。被せやコマ足などキャンドルパターンも結構機能する。細かい波のカウントには向かない。
  • 30m-1hだと一本になって分からない、1h足内での戻しの判断には使える。

と言った感じです。30mは使っていないので、ちょっと適当です(^^;

 

 ~今回のたかぶ☆推薦動画☆~

MTF分析については、迷晴れさんの素晴らしい動画がありますので、是非こちらをご覧ください!

youtu.be

 

次回は、MTF分析の際にも必要な、実戦的なチャートの見方について書いてみたいと思います。

 

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環境認識の真実 ~ チャートという名の宝地図 Part3

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たかぶです。今回は、環境認識に使用するテクニカルツールのお話です。


~テクニカルツールの意味~

世の中には、様々なテクニカルツールが存在しています。テクニカルツールは、現在の相場がどういう状態なのか、を判断する為に使用します。

 

ただし、一番大事なのは「値動き」そのもの(プライスアクション)です。その他のテクニカルツールは全て、

どこの値動きに注目すべきなのか

という事を判断するために、使うものです。

 

色んなテクニカルツール(MA、フィボナッチリトレースメント、トレンドライン、サポート&レジスタンスなど)は、どこに壁の可能性があるかを、想定するための物でしかありません。

 

何かのMAにタッチした、ここにはFR38.2がある、それだけでトレードする事は

危険極まりない行為

と言えるでしょう。

 

値段は壁に当たると基本跳ね返りますが、跳ね返りが弱い時があり、その場合は、壁が弱いか、値動きが強いという事になります。そして、壁を抜けきれば、次の壁まで値段は動いていきます。ちゃんと抜けるのかどうかは、

壁に当たってからの値動き

をきちんと評価していかないといけません。抜けたのに、伸びずに戻ってきた場合は、

相場心理の効果で逆に動く

可能性も出てくるので、注意が必要です。

 

更に、ツールには強さのランクがあります。それは、

より多くのトレーダーが意識しているものほどランクが高い

と言う事です。

 

今まで数えきれないくらいのテクニカル分析ツールがこの世に生み出されてきましたが、

みんなが意識するのでそのテクニカルが機能する

という逆説的な真実があります。つまり、より多くの人が使っているものがより機能する、という事です。

 

~AIでテクニカル分析は使えなくなる?!~

最近、AIが発達すると人間は勝てない、などという話をよく聞きますが、AIもアルゴも相場の法則性には逆らえない、という点においては同じであり、節目の認識、そこでの値動きから、未来を予測するという点では、想像力の豊かな人間の方が上かもしれません。

 

ニュースを迅速に捉えてそれを根拠にトレードする、高速に売買を繰り返す、という点においては人間は叶わないでしょうが、普通にトレードする上で、AIやアルゴを意識する必要はないと思ってます。

 

~私のツールボックス

私が使うツールを書き出してみると、

  • レジサポ=ネックライン=キリ番
  • ダウ目線(押し安値、戻り高値)
  • フィボナッチリトレースメント
  • フィボナッチエクスパンション
  • MA
  • トレンドライン
  • 波の横幅=時間=フィボナッチタイムゾーン
  • プライスアクション=切り下げ、切り上げ=キャンドルパターン
  • 5波=推進波、調整波=エリオット波動

といった感じです。=は同じ概念で繋がっているものです。ダウ目線は壁自体と言うより、基本的な値段の方向を、意識しておく為に使います。更に、これらをランク付けしてみます(あくまで個人的意見)。

  1. レジサポ、ダウ目線、フィボナッチリトレースメント、プライスアクション、波の横幅
  2. 5波、フィボナッチエクスパンション
  3. MA,トレンドライン

1は私のトレードにおいてコアをなすツールです。2は補足的なもので、あれば更に精密な分析が出来るものです。3は主にトレンド時や利確のポイントとして使うものです。

 

~最強のツール~

1の中でもレジサポダウ目線は、値動きの核をなす原則なので、絶対に意識しておくべきです。フィボナッチもかなり効果的なツールですが、チャートの値動きそのもので決まる、この二つは、

テクニカルツールのツートップ

だと思っています。超基本なのですが、超大事です。シンプルにやるなら、これらにプライスアクションだけでも、トレードは出来ます。

 

レジサポには多くの種類があり(前回高値・安値、ネックラインなど)、キリ番もその一種と考えられます。又、前日日足や週足などの4本値を使う、という考えもありますが、波の認識能力が上がれば、波をベースに考えた方がいいと、私は思っています。

 

~時間足による強弱もある~

又、それぞれの時間軸に、各々の壁が存在する事になりますが、

上位足の壁の方が下位足より強い

という絶対的な法則があります。つまり、日足のレジサポの方が4h足のレジサポより強い、という事です。

 

つまり、壁には

・時間足によるもの

・ツールによるもの

があり、相対的な強さは一義的には決まりません。実際には、自分がトレードしている波のサイズや、複数の壁が重なる場所をゾーンとして考えたりすることで、より反応しそうな場所を想定していく事になります。

 

 ~今回のたかぶ☆推薦動画☆~

ところで相場の値動きについて、こちらの動画で非常に面白いアイディアが語られてます。

youtu.be

真のランダムはかなりの偏りが発生しますから、何もしなくてもトレンドを作ってしまうという、この話は全くあり得ますね。ただし、それを見た人間やソフトウェアがそこに意味を見出して、行動を取るので、さらに誇張されたりするんじゃないか、というのが私の意見です。

 

更に、テクニカル至上主義とは言え、何か特定の通貨に、非常に強いバイアスがかかる要因(通貨価値に影響を与えるようなイベント=経済政策の変更や国家的な状況の変化)があると、期待バイアスで、相場の大きな流れが変わってしまう事は、あります。

 

次は、トレード精度を上げるために有効であり、壁の強さを考える上でも大切な、Multi Ttime Frame(MTF)分析について書いてみたいと思います。

 

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環境認識の真実 ~ チャートという名の宝地図 Part2

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~前回の話~

たかぶです。前回、FXは値幅を抜く事が目的であり、時間レベルの動きに関して、大きな値動きの方向をあてる事は、あまり意味がない、という話をしました。次の3つの法則が、その主な理由です。

 

~法則1:値段は節目(壁)と節目の間を動く~

これは相場の物理法則のようなものです。壁にボールを投げると、跳ね返りますよね?これと同じように、チャートの値段も節目に当たると跳ね返ります。ただ、相場には色んな強さの壁があり、又ボールに勢いがあると、跳ね返されても、又壁に向かって動き、最後には壁を突き破ってしまします。

 

逆に、壁が強すぎる時は、跳ね返った球は今度は逆方向に進み始め、又、逆側の節目に当たると跳ね返り。。。というような動作を繰り返していきます。

 

なので、トレードをする際には、

  • 壁がどれぐらいの強さなのか?
  • 跳ね返ったボール(値段)はその後どうなったのか?

という事を意識する事が、重要であり、大きな流れが上の時でも、当たった壁が強ければ、その後しばらく下がるかもしれませんし、下の壁を抜けてしまっても同様です。壁については、又後で触れます。

 

~法則2:相場は、集団心理で流れを変える~

FXトレードの相場にあるのは、

欲と恐怖

です。儲けたいからトレードする、損したくないから逃げる、そのようなトレーダー達の感情の総意が相場を作っているわけです。俗に言う相場心理です。相場の一番根幹をなす部分です。

 

いくらテクニカルを学んでも、理解不能な局面が登場する場面ってありませんか?

テクニカルでは絶対こうなのに、どうして全然逆の動きをするんだよ!!! ヽ(`Д´)ノウワァァン 

 

こういう思い私も散々しました(笑)もちろん分析が間違っている時もありますが、そこには、相場心理が絡んでいる事が多いです。

 

テクニカル上、絶対に上がると思えるような状況で、しばらく上がったと思いきや、急に直近安値を割れて下がり始めたら???買っていたトレーダーは、みんな逃げ始めるでしょう。すると、更に値段は下がっていきます(買いの損切=売り注文)。

テクニカルでは絶対買いだったのに、急落する相場

の誕生です。

 

つまりテクニカルは絶対ではない、

テクニカル分析は、相場心理と言う土台の上に存在している

という事を絶対に忘れてはいけません。

 

~相場の二面性~

どうしてこういう動きが出るのか、と言いますと、結局ゼロサムであるFXトレードには、

騙しあい

の側面が存在するからです。投機的に相場を動かす力は、

の3つしか存在しません。新規のポジションが望めない状況や、マーケットの切り替わり時間には、既にポジションを持ってるトレーダーや、短期的な動きに騙されたトレーダーの損切りを、燃料にしようとする勢力が出現します。上がると思った所で下がる、下がると思った所で上げる、というような動きは、そんな時に発生します。

 

陰と陽、プラスとマイナスのように、相場には、

  • 普通に考えたらいい場面
  • 普通に考えると騙される場面

という二つの顔が存在します。そして、今はどちらなのかは、エントリー後の値動きを見る事でしか、判断できません。この相場の二面性が、テクニカルトレードを難しくしています。

 

ただし、学習の初期段階で相場心理を意識しすぎる必要はありません。最初はテクニカル分析が、きちんとできるようになる事が先決です。

 

~法則3:相場は法則性を持たない時が殆どである~

相場はランダムウォークではなく、ランダムに動く時と、法則性を持って動く時が混在していて、それは大体

8:2

の比率で存在している(パレートの法則、ばらつきの法則とも言う)という意見を見た事がありますが、私も実感として同じ意見です。

 

人によっては、感覚とずれて聞こえるかもしれませんが、ランダムに動く時と言うのが、レンジ相場やBBの2σに収まっているような状態(定常状態)で、法則性を持った時がトレンド相場や、バンドウォークしている時(非定常状態)です。

 

つまり、8割の時間はチャートの値動きは法則性が無く、そこではテクニカル分析での判断が機能しずらい、いう事になります。

 

~結論:確実なのは壁と壁の間を取りに行く~

もちろん長期足の方向(4h以上)は知っておいた方がいいでしょうが、以上の理由により、デイトレード(数時間レベルの値動き)でもっと大事なのは、

  • 値段が今、様々な壁に対しどの位置にいるか
  • 壁で跳ね返されるのか、跳ね返されたがあまり戻らず又抜けていくのか
  • 抜けたと思った値段が、そのまま進むのか、戻ってくるのか
  • 現在は定常状態なのか、非定常状態なのか

という事になり、更に言えば、一番確実に狙える値幅は、壁と壁の間であり、その壁を越えるかどうかは、壁の強さや壁に到達後の動き、そしてまだ説明していませんが、短期足での目線、を考えていく必要があります。

 

次は環境認識に使用するツールのお話です。

(またまた続く。。。)

 

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環境認識の真実 ~ チャートという名の宝地図 Part1

たかぶです。今回は、FXトレードをする上で、一番大切な環境認識について書いてみたいと思います。

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~ファンダメンタルとテクニカル~

 私が最初に入ったスクールでは、ファンダメンタルから、指標の意味、株や債券との関連性、そして複数MA・フィボナッチ・PIVOTを使用したテクニカル分析など、全ての要素が含まれているトレードの総合商社のような所で、確かに優位性はありましたが、毎日トレード前に数時間の環境認識が必要であり、正直苦行以外の何物でも無かったです。。。

マルチモニタで複数ペアと複数時間足を見続け、最後はプロフィールに書いたように、自律神経がおかしくなり、ギブアップしました(汗)

 

しかし今は、

テクニカル分析だけで十分勝っていける!!

と自信を持って言えます。更に言えば、複数ペアやマルチモニタ一である必要もありません(もちろん、ペアを増やした方がチャンスは増えますし、モニターは多い方が便利ではありますが、逆に注意力散漫になる可能性が増えてしまいます)。

 

感覚としては一つのペアで、かなりいいチャンスは週に2,3度、10~20PIPS程度の値幅を狙えるチャンスなら、毎日数回訪れる印象です。環境認識も慣れれば、一つのペアなら数十分程度でしょうか。

 

私はチャート分析を楽しんでやってますが、それでもFXをやるのは

お金を稼いで、自分のQOLを高めたい

からなので、一日中チャートに張り付いているような生活は送りたくありません。FXトレードを始めると、チャートが気になってしょうがない、という時期がみんなあると思いますが、

チャンスはいくらでも見つけられる

という自信を持つ事で、チャートに縛られる生活から、徐々に解放されていきます。

 

~トレーダーは目が命~
テクニカル分析による環境認識において、チャートは絶対に欠かせません。特にテクニカル至上主義でトレードしている私は、チャートを見えなければ何もできません。最近、老眼がひどくなり、チャートを見づらくなってた事もあり、’眼内レンズ交換”という目の手術をしたくらいです。おかげで、裸眼で遠近2.0の視力を取り戻しました!

 

余談ですが、眼内レンズ交換は、マルチフォーカスレンズを入れることにより、近視と遠視両方が直る、白内障にもならない(というか白内障になる前にやる白内障手術)、近眼の治療で有名なレーシックに比べ後遺症の可能性も低い、といい事ずくめなので、50代以降の老眼がきつくなってきた人には、非常におススメです。

 

白内障は70代以降の人はほぼ全員がなってしまいますので、長生きすればいつかはやらなければいけない手術。早めにやってしまって近眼・老眼ともおさらば!というのが賢い選択だと私は考えました。唯一の問題は自由診療で費用がかかる事ですが、それはFXトレードで稼ぎましょう!!

参考リンク:https://www.ocular.net/treatment/cataract/lens.html

 

 ~チャートが全て~

話を戻します(笑)。チャートというのは、宝の地図のようなものです。難解なチャートを解明し、その中で流れが予測できる場所を見つけ、その流れに乗る事により、お宝がゲットできる、そんなイメージです。ただし、チャートは単なる絵ではなく、そこには基本的な法則のようなものがあります。

 

「チャートには全てが織り込まれている」、なんて言い方もしますが、それはチャートを見れば全ての未来が予想できる、という意味ではありません。何故なら、常に未来は不確実だからです。突発的な何かがあれば、チャートは一時的にせよ崩れますし、値動きには常に2つの未来が存在しています。

 

環境認識と言うのは、過去の動きから優位性のある場所を、探し出すためのものであり、将来の値動きを保証するものではりません

 

~値段が動くという事はどういう事?~

当たり前の話ですが、チャートは自由意志で勝手に動いている訳ではありません。チャートは、買い方と売り方の取引の結果として値が決まり、それが積み重なる事で下位足からチャートが形成されていきます。

 

更に、FXトレードは株とは違い、通貨ペア自体は価値を産み出しません。値段が動いて初めて利益や損が生まれる、という点において、FXトレードというのは、純粋に

値幅を抜

行為です。そして、デイトレードのレベルでは、大きな目線での値動きの方向を当てる事は、

あまり意味がありません。

 

何故でしょうか?それは数時間レベルでの値動きは、主に次の3つの法則に従っているからだと私は思っています。

 

(続く。。。)

 

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FXトレードを学ぶ最良の方法はドッチ!?

 


たかぶです。前回に引き続き、トレードがうまくなるにはどうすればいいのかについて、書いてみたいと思います。

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~独学かスクールか~

 みなさんが何か新しいものを始めたいときどうしますか?ある人は本やビデオを買ったり、無料動画を見つけてきて、勉強し始めるでしょうし、又ある人は、教えてくれる所を探して、そこを訪れるでしょう。つまり”独学”なのか”スクールに通う”かのどちらかになるかと思います。

 

それぞれのメリット・デメリットは、

独学

  • リットー料金が安い(商材ジプシーを除く(汗))。
  • デメリットー自分のしている事が正しいのか悪いのか、教えてくれる人がいない=効率が悪い。

スクール

  • リットー同じ手法を学ぶ仲間が出来る(場所による)。指導してもらえる。
  • デメリットー場所によっては金額が高いかもしれない。

 と言った所でしょうか。独学は自由ですが、成果は自分でしか評価できませんし、進捗度合いも分かりません。期間も長くなるでしょうし、もしかしたらうまくなる前に退場したり、面白くなくなって諦めてしまうかもしれません。私も当初は独学でやろうとしましたが、結局うまく行きませんでした。

 

~やはりスクールに入るのが効率的~

一方スクールに入る場合はどうでしょう?トレードスクールも、値段から内容まで玉石混淆なので、きちんとリサーチする必要があります。特にFXなどトレード業界の場合、有名な人の所だから勝てる手法が学べる、という訳でもありませんし、勝っているトレーダーでも、教えるのがうまいとは限りません。

 

金額も結構する所が多いので、できれば事前に習っている人から話が聞けるといいんですが、なかなか情報が表に出ないのが実情です。できれば、無料カウンセリングや体験受講のある所がいいですね。

 

~スクールに入る意味~

スクール選びで一番重要なポイントなのは、

・フィードバックの種類と頻度

です。

 

スクールに入るのはいいですが、自分が正しいのか間違ってるのか、直すにはどうしたらいいのか、そういうアドバイスが、効果的に無ければ、独学と変わりません。

 

主宰者、インストラクター、うまい生徒。。。自分より、習っている手法を理解している人間であれば、誰でもいいのですが、ダイレクトなフィードバックが、頻繁に受けられるシステムがあるのかどうかは、大変重要です。

 

スクール入ったのに、一人でシコシコ勉強しているだけ、というのでは、勿体なさ過ぎです。もちろん、トレードは自分の頭と手を使って覚えないと、体得する事はできません。私はこれを

  • 自分で思考する時間は短縮できない

と言っています。ただし、的確なフィードバックを受ける事により、余計な回り道をしてしまう事を防ぐことが出来ますし、自分よがりでない学習が可能になります。

 

~究極のスクール~

更にフィードバックという点で一番効果が期待があるのは、

でしょう。平たく言えば「ライザップ」方式(笑)

インストラクターがマンツーマンで指導し、課題を与え、やらないと叱咤する、そんなスクールが存在したら、最強でしょうね。。。

 

という事で、ちょっとググってみたのですが、何と、私の考える理想に近い学習方法を提供するスクールが見つかってしまいました!

  • 無料相談あり
  • 体験受講あり
  • オンラインによるマン・ツー・マン講習
  • 毎回、課題の提供
  • 最期に受講者のトレード結果を使っての添削指導

と私が考えるコーチングのポイントを多く備えており、無いのは受講者同士が交流するシステムくらいでしょうか?

 

個人的な関係は全くありませんので、ここで名前を上げる事はしませんが、サイトで私の目を引いた、この文章で検索すればすぐに見つかると思います。

「ここで上値を3回抑えられているから落ちやすい」などのあいまいな表現を使った後付け解説は行いません

私も全ての値動きを、トレード出来ない所も含め、客観的・論理的に指導できる事が、再現性の上では、重要だと考えてますので、このような方針は非常にポイントが高いです!

 

他にも「うん、うん」と頷くような記述が、多く見受けられ、トレード手法も「チャートから相場心理を読み解き、インディケーターでは無く、ローソク足の情報から、トレードを組み立てる」と、こちらも本質的な「値動きの意味を考える」という物。

誰かにいいFXスクールはどこか?と相談されたら、候補の一つとしてあげたいと思える所でした。

 

~勝てる手法だけならタダで手に入る。。。が、~

正直、勝てる手法そのものは、ネットやYouTubeででも見つけられます。ただ、自分に知識と経験が無ければ、その手法の優位性・価値が判断できませんし、理解も間違えてしまう可能性があります。スクールに入れば、少なくてもそこで教えている手法については、正確に理解できるよう、指導してもらえる”はず”です

 

そして、同じ手法を学ぶ生徒同士で、手法の検証や解釈について交流する事が出来れば、理解度もどんどん深まります。

 

~まず自分の得意技を作ろう~

何度も書いてますが(笑)、どんな素晴らしい手法も、「自分に落とし込む」事無しには、習得した事にはなりません私のお薦めは、まず、ある相場環境でのみ機能する、一つのメソッドだけを集中的に練習し、習得する事です。正直、これだけでもトータルで勝つことは可能です。

 

ただ、一つのメソッドだけだとトレード頻度が少なくなるので、他の環境において使えるメソッドを足していく、所謂「引き出しを増やす」事になっていきます。もしくは監視ペアを増やし(同じ手法が機能するペアだという検証を行ってから)、頻度を増やす方法も考えられます。

 

~全てのトレードの前提条件とは?~

ここで言うメソッドとは、ある一つのエントリー方法ですが、それよりもっと大事なのは、今の相場が自分のメソッドが機能する状況なのか?という事を判断する為の

環境認識

です。環境認識が間違えば、どんなメソッドも機能しません。環境認識とは、今の相場の状況を判断する事です。具体的な例としては、

  • トレンドなのかレンジなのか?
  • 何か強い節目に到達しているのか、いないのか?
  • 今は推進しているのか、調整しているのか

などがあげられると思いますが(実際はもっとあります)、大事なのは、これらの事は、違う時間軸(日足、4h足、1h足など)のチャートそれぞれで起きている、という事です(フラクタル)。相場というのは、時間、値段という一つのチャート上に存在するものだけでなく、奥行き(それぞれの時間軸)という第3の軸が存在しています。その力関係や存在位置についても、考慮しなくてはなりません。

 

デイトレードが主の私が、「絶対に外せない環境認識の考え方は?」と聞かれたら、挙げるのは、

・マルチタイムフレーム分析

・1時間足レベルでの目線

になるでしょうか。もちろん他にも考えた方がいい事はありますが、まずこの2つを疎かにしては、トレードの精度が絶対に上がらない、と断言できます。

 

私の場合、

  • 相場状況に応じて、異なるメソッドを選択しエントリータイミングを測る
  • 相場環境で優位性が無いと判断した場合は静観する

というような形でトレードしています。

 

~☆今回のたかぶ推薦動画☆~

 最後に、YouTubeで見つけられる具体的な手法のアイディア、という事で次の動画を紹介します。

byoutu.be

 

次は、トレード成功の要「環境認識」について書いていこうと思います。

 

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トレードはスポーツだ!!

~ご挨拶~

みなさん、たかぶと申します。FXトレードは2005年くらいから始めましたので、かなり長いです。円売りスワップ全盛時代や、リーマンショック時の乱高下も経験しました。専業の時期もありましたが、以前の手法は非常に疲れるもので、体がおかしくなってしまいギブアップ、現在は兼業FXトレーダーです。

 

詳しい経歴は、右上のアイコンをクリックすればご覧になっていただけますが、2017年に、もっと自分に合った手法を学ぼうと、読みなよ。FX勉強会に入会し、今までとは全く違う新しいトレード手法を、学習してきました。当初は苦労しますが、2018年に生徒同士が交流できる、”オンライン座談会”が始まったのをきっかけに、すでに結果を出している生徒さんとのやり取りを通じて理解を深め、徐々に結果も出せるように。そして、2018年後半に、自分が気づいた値動きの考え方を座談会で共有した所、ありがたい事に多くの方に参考になると言っていただけました。

 

その後も、2020年初めまでは積極的に座談会に参加して、他生徒と色んなアイディアを深めたり、新入会者に自分の気づいた事を伝えたりしてきましたが、段々勉強会の方向性が自分の思いとずれてきたため、6月末をもって勉強会を退会し、自分が導き出したトレードアイディアを実践すると共に、経験に基づくアイディアや、他の人にも役に立つと思う情報を自由に発信したいと思い、このブログを始めました。

 

勉強会の手法については、規約で一切の公開が禁じられているため、具体的な事は一切書きませんが、現在無料YouTubeチャンネルもありますので、そちらを見ていただけたらと思います。特に初期の動画は私も何度も見ましたし、気づきになるものが多いです。私は勉強会で学んだ基本概念を用いつつも、その他色んな気づきで得たアイディアを加えて、現在トレードしております。

 

~私のトレードスタイル~

私のトレードスタイルは完全にテクニカルオンリーです。重要指標やマーケット時間はトリガーとしてのみ考えてます。基本的にチャートが出来れば、時間帯に関わらずトレードチャンスは来ると考えますが、フォロースルーが入りやすい、流れが変わりやすい時間帯かどうかは考慮します。

 

トレードに用いる概念は、簡単に挙げると

  • オーバーラップ、相場心理を考慮した順張り・逆張り
  • 相場の物理法則を利用したエントリー
  • 騙しや崩れを利用したエントリー

などです。将来、大きなロットでトレードする為に、いかに自信を持ってトレードしていくか、という事を考えたとき、私が行きついた答えは「エントリー前だけでなく、エントリー後も含め、なるべく多くの値動きが、論理的に説明出来れば、安心できるのではないか?」でした。その為に、テクニカルでは説明できない値動きを、一つ一つ解釈できないか考えに考え抜きました。

 

その結果、各々の判断の基準となる「軸」が出来、感情的になったり、バイアスがかかる事を防ぐことが、出来るようになってきました。もちろん完全に感情を無くす事や値動きを予測する事は不可能ですし、相場の次の展開というのは常に不確実なものです

 

どんなに完璧なサインが出ても、その後の値動きにより、全く違うパラレルワールドのような展開になるのが相場。しかし、それすら織り込むことが出来れば、どんな動きにも客観的な対処が可能になりますし、損切の判断も明確になります。相場で一番駄目な考えは「必ずこうなるはず」という思い込みで、現実のチャートの動きを無視して、固執してしまう事です。

 

これらのトレード概念については、徐々に紹介していきたいと思ってますが、まず最初の数回ははもっと本質的な部分、「トレードがうまくなるにはどうしたらいいのか?」という事について、書いてみたいと思います。

 

~トレードとスポーツの共通点~

 まず、前提として「トレードはスポーツと同じである」、簡単に言えば「体で覚えないと、トレードはうまくならない」という事が言えます。上で話したような色んな展開を織り込んだ考え方、一見すごく複雑なように思えますが、訓練をしていく事により、瞬時に判断できるようになってきます。

 

 ところで、私の仕事はテストドライバーです。ドライビングもスポーツの一つだと思います。

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上の写真は、会社のプロモ用ビデオの撮影の為、シボレーカマロZL1 1LEという車でドリフトしてる私です(^_-)-☆

 

毎日、様々なテストを色んな車で行います。ただ単に制動距離を測るテストもあれば、サーキットを走行し、限界挙動を評価するテストもあります。車の挙動は、物理的な法則に基づいており、特性は定量化できますし、車をどう操るのかというドライビング理論も存在します。もちろん、それらの知識は車の挙動を理解するのに役立ちますが、車の機械的特性やドライビング理論やを学んだだけでは、ドライビングはうまくなりません。当たり前ですよね?

 

~頭でっかちはダメ!from 私の体験~

私には苦い経験もあります。学生の頃、バイクの中型免許を取りました。バイクも買って、当時人気だった「バリバリ伝説」を読み耽り、ガソリンスタンドでバイトも始めました(影響されまくり)。そこに丁度、バイクのレースをやっている人が居り、仲良くなったんです。そのうちレースを手伝うようにもなりましたが、私は色んな人の書いたライディング教本を読んで、会話ではその人と対等に話し、いかにもうまいライダーのように振る舞ってました。

 

ところが、ある週末、その人に誘われて、当時人気だった峠を走りに行くことに。私は口では偉そうなことを言ってましたが、実際のライディングはひどいもんで、その人に全く叶ずペースについていけません。それだけではなく、なんと私は何でもないコーナーで事故ってしまい、そのまま病院送りに。。。泣

 

病院のベッドで思いました。「俺はただの頭でっかちだったな。口だけ野郎は最悪だ。」と。。。ただ、この事をきっかけで生き方を改め、今はテストドライバーという仕事が出来ているので、人生は分からないものです(汗)

 

現在の状況は未来になってからでしか評価できません。今は辛い思いをしていても、それは将来の成功のきっかけになるかもしれないのです。トレードがうまく行かないとお悩みの方も諦めずに頑張りましょう!!

 

~素振り千回~

ちょっと話が脱線しましたが(笑)、いかに無意識で次の行動が正しく取れるようになるかが、トレードでも重要です。相場分析だけ出来ても、どんないい手法を学習しても、それだけではうまくはいきません。頭で分かっているだけでは、体は動かないのです。その為に

 反復練習!

 が必要です。相場分析の反復練習も必要ですし、エントリー条件が整った時(セットアップ)と実際のエントリー(エクスキューション)の間にも、思ってるより大きな壁があります。形が出来たとして、どのローソク足で最終的に入るのか?、そこまで考え練習しないと、リアルチャートを前にして、マウスがどうしてもクリックできない!なんて事に。

 

何か素晴らしい手法さえ覚えれば、それだけで勝てるようになる、なんて思ってるのだとしたら、それは

大間違い

なんです。

 

~☆今回のたかぶ推薦動画☆~

この事について解説した、非常に為になるYouTube動画がありますので、ご紹介します。

 youtu.be 

私もそうでしたが、FXトレードを始めるのには敷居が非常に低く、自分一人で自由にでき24時間トレード出来る、レバレッジをかけて少ない資金を大きく出来る、など多くのメリットがありますが、それ故自己規律が無ければ簡単に資金を飛ばします。

 

では、実際にトレードを学習する際、どのようなアプローチがあるでしょうか?その辺を次回書いてみたいと思います。

 

それでは、これから応援よろしくお願いします!


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