押し目買いと戻り売りは基本、だけど難しい
たかぶです。なかなかブログを書く時間が取れず、更新が遅くなっておりますが、今回は、
1hのダウ目線で方向を決めた後
にどうするかという話を書きたいと思います。
~まずは基本から~
上目線、下目線が決まった後、すぐにトレードする事もありえますが、まずは、
押し目買い
戻り売り
を狙うのが基本になるかと思います。
前回付けた赤丸の場所は全てそのような場所です。上目線での押し目買い、下目線での戻り売りとなっているのが分かるしょうか?
~押し目と戻り~
トレードの基本と言われる、押し目買いと戻り売りですが、どこまで行けば押し目や戻りが終わったのか判断するのは、それほど簡単な事ではありません。
止まったと思ってエントリーしたらそのまま抜けてしまい、損切や含み損を耐えないといけなくなった経験は、みなさんお持ちなのではないでしょうか?
押し目や戻りが止まったという判断をする際に、キーとなる考えとして私が考慮しているのは、
などです。
~戻りの波の形状とは?~
押し目買いや戻り売りを考える際に、イメージしている基本の波形と言うのは、直線的な動きの後に起こるジグザグの波です。所謂、
推進波
調整波
のイメージです。押し目買いや戻り売りはトレンドを想定して行うトレードなので、このような形状になるのが一番、理想です。推進派と調整波の関係は、エリオット波動で言う所の、
1波と2波
3波と4波
の関係とも繋がっています。調整の波というのは、基本五つの波で構成される事が多いです。もう一つの視点としては、横軸=時間の経過もあります。推進波の時間に大して極端に短い、長いなどの場合、押し目や戻りの終了とはならない可能性が高くなります。
~戻りの波のレベルとは?~
押し目や戻りの深さを測るツールとしては、
- フィボナッチリトレースメント(FR)
- レジサポに引く水平線
- キリ番
などが使われます。調整の波(形状+時間経過)+レベルを見て、押し目や戻りが終わりそうなエリアなのかを判断します。FRの値としては38.2から61.8の間が良く使われますが、値そのものよりも、波の形状や経過時間の方が信頼度は高く、
浅い押し目、戻りだから勢いが強い
という考えは、後から見て判断できる場合が多く、あまり信用しない方がいいです。
又、調整の波に、
フィボナッチエクスパンション(FE)
をあてて、調整の波の終わりを測る方法もありますが、これは別の機会に説明したいと思います。
次回は、最終的な判断に使う、
プライスアクションやキャンドルパターン
について説明したいと思います。
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