たかぶ スタイル ~ FXトレード テクニカル至上主義!

全ては自信の持てるトレードの為に!

1時間足ダウ目線実践編 その六

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 ~9月11日(金)~

金曜日は週末という事もあり、テクニカル的な動きをしない時も多いですが、取り敢えず見ていきましょう。1hダウ目線は変わらず下です。

 

木曜の下げから引いたFRに対し、調整の波を付ければ売るというのが基本方針です。

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 5m足のチャートでは、調整の波を付けて戻ってきておりますが、1hのFR38.2にも5mのFE161.8にも微妙に達してません。

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5mで反転のパターンを作れば売れるかもしれませんが、これも微妙なダブルトップな上に、ネックラインを割れての試しも無い、とリアルではなかなか入れる形では無いと思います。

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敢えて入れるとしたら、5mレベルの押安からの試し or 安値割れ後、再度高値を試して大きめの髭を付けた所でしょうか。

 

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全体的に揉み合いの一日でした。それなりに値幅はあるので2,30PIPSは取れそうですが、無理してやる日でも無いような気がします。

 

 ~まとめ

長期間かかってしまいましたが(笑)、1hダウ目線を軸としたトレード例を一週間やってみました、いかがだったでしょう?何となく感じを掴んでいただけたら、嬉しく思います。

 

もちろん他にも色んなメソッドがありますが、一番基本となるアイディアとして、まずはこれを理解するのがいいのではないかと、思っています。

 

ここから先は過去チャートやリアルチャートで経験を積み、どのように立ち回るかを考えるのが、大事になってきます。

 

取り敢えず、ここまでを第1段階とし、今後は直近のチャートの振り返りや、次の展開をどのように考えていくかについて、書いていけたらと思っています。今までに説明した内容を理解している、という前提で書きますので、しっかり復習しておいてください(笑)

 

又、今までの内容について何か質問があるようでしたら、コメント欄に書いてもらえたら返答したいと思います(o^-')b

 

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1時間足ダウ目線実践編 その伍

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 ~9月10日(木)~

水曜は戻りが入りましたが、1h足のダウ目線は以前売り目線です。火曜からの下落に引いた下降の波の半値戻し付近で揉み合っています。

 

下降の戻しの波を数えると5波つけており、推進・調整5波の形になってます。又横軸もか下降の時間に対して同程度の時間をかけてます。

 

私は、調整の波を判断する場合には上昇開始の山にフィボナッチエクスパンションを引いて、最低でも100を越えているのを調整の目安として使いますが、すでにFE161.8を達成しており、その点もクリアしています。

 

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下降の波のイメージとしては赤線のようなものが想定でき、個人的にはコマ足をつけた1h足の確定でエントリーするのは、ありだと思います(赤矢印)。

 

ただ、実際はもう一山つけてから下がりました。ポンド系では良くある動きです。。。時には高値を少し越えてから下がる時もあるので、そのような特性を予想しておくのも重要です。

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ここでの値動きが、予想しづらいのは、戻り売り勢と押し目買い勢が争う場所なためです。

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下降の半値戻しで売ってきた勢力と、上昇の38.2戻しから買って来た勢力が重なっています。

 

1時間足のダウ目線は下なので、売り目線ですが、逆に言えばここでのダブルトップからの下げでも下がらず、高値を越えてくるようだと、更なる戻しが起きる可能性が出てきますので、注意が必要です(ダブルトップ崩れ)。

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という事は、ここの揉み合いの決着がついた後の戻しから入るのも、非常にいいエントリーと言えそうです。丁度、ブレークした安値を2度試しており、タイミングは取りやすそうです。

 

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ターゲットとしては安値をブレークした波に書いたフィボナッチエクスパンションのFE100~161.8が考えられます。

 

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1時間足ダウ目線実践編 その四

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たかぶです。本業やその他の事が忙しくなり、ブログを書く時間がなかなかありません。一か月ぶりとなりますが、少しずつでも書いていけたらと思ってますので、よろしくお願いします。

 

今回も引き続き、1時間足ダウ目線実践編をしていきたいと思います。

 

 ~9月9日(水)~

火曜の下落から戻さず更に下げ、ダブルボトムを付けて上昇してきていますが、戻り高値は火曜日のままで、売り目線なので、基本は売りを狙います。

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下降のFR38.2と上昇のFE161.8が重なる場所があり、ここは138.0のキリ番もあるので、売りのねらい目ですが、直前の上昇が強く、5m足レベルでも反転のキャンドルパターンが出ないので、見送りになります。

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フィボナッチリトレースメントをどこから引くか、というのは良く問題になる所ですが、私の場合は、

・調整の波を付けたと考えられる場合は、その始点からフィボを引いてみる

という思想で引いています。

 

赤丸を付けた部分なんですが、値幅的な戻しも時間の経過も、それまでの下降の波に比べて小さいので、1h足レベルの波と言うには、少し無理があるように思います。よって、戻り高値は移動しません。

  

こういう場合、15m足や5m足レベルでの戻り高値と考えるようにしますが、今回の場合は更に下に移動した後、反転してしまいました。

 

結局、水曜日はエントリー場所は無かった、という事になります。

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次回に続く。。。

 

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1時間足ダウ目線実践編 その参 補足

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先日アップした記事で、説明不足な所がありましたので、補足したいと思います。前の記事に足すと、見逃す人が居るかと思い、追加記事にしました。

 

 ~ブレークアウトエントリーの損切~

前回の記事では、1hダウ目線は下でしたが、思うような戻しが無く、最終的には安値のブレークアウトでエントリーする形になりました。

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 このようなエントリーは後から見ると簡単ですが、リアルでは、なかなか入りにくいものです。特に、

損切りが遠くなってしまい怖い

という人も多いかと思います。しかし、元々ブレークアウトでエントリーする、という事はどういう事なのでしょう?

 

 ~ブレークアウト=値段が走る期待~

ブレークアウトに期待する動きは、今までレジスタンスやサポートになっていた場所が破られる事により、損切などを巻き込み大きな値動きを起こす事です。

 

という事は、逆に考えればブレークしたのに値段がなかなか走らない、と言うのは既に予想と違ってきてます。

 

ブレークアウトは、相場心理的な意味合いで、騙しとなって逆に値段が動くことも多々あり、それ故おっかないと思ってしまう人が多いと思いますが、ここで大事なキーワードはずばり

時間

です。

 

今回の場合、5m、15mレベルのブレークアウトのエントリーならば、

時間足確定でどうなったのか?

 

1h足のブレークでエントリーした場合は、

次の1時間で値段がどれだけ動いたのか

もしくは

15m足数本で思った方向に動いたのか

 

と言う見方でブレークアウトエントリーが成功するのかどうかを、判断するのが実践的です。

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損切や撤退の概念には値段と言う縦軸だけではなく、時間という横軸もあり、特にブレークアウトエントリーの場合は、時間の考えが重要です。

 

そのような視点で考えると、今回のようなエントリーで、損切を1hレベルの高値に置くというのは、おかしな事になります。

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ブレークアウトしたのだから値段が走らなければならない

と考えれば、現実的な損切ポイントは1h足の高値あたりになり、思っていたより近い場所に損切が置けますので、ブレークアウトエントリーだからと言って、怖がる事も少なくなるのではないでしょうか?

 

 ~損切の考え方はエントリーより大事~

このように、押し目や戻りでエントリーするのか、ブレークアウトでエントリーするのかにより、損切の考え方も変えていく必要があります。

 

常に相場には両方向のシナリオが存在します。エントリーだけを考えるのではなく、損切についても基準を持った判断が出来るようになれば、更に自信を持ったトレードが出来るようになるでしょう。

 

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1時間足ダウ目線実践編 その参

 


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たかぶです。引き続き前回の続きをやっていきます。1hダウ目線は下なので、基本は売り目線となります。

 

 ~9月8日(火)~

月曜日の下降の波にフィボを当てますが、38.2に戻る前に落ちてしまいました。このような場合、波の勢いが強いと考えられますので、1hより下の時間足で波を見ていくのも一つの手です。

 

5m足での波にフィボを引くと、下降の波のFR61.8まで戻りますが、キリ番からの戻りが強く、すぐには売れません。勢いが止まったのを確認できれば入れそうですが、結構上下に動くので、どうしようもありません。

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では、その前に1h確定で前回の安値実体を、実体で割れてますので、ここで売ってみるのはどうでしょう?ロンドン前なのと、ヒゲを抜けていない、50のキリ番がすぐ下にあるあたりが気になります。  ロンドン初動で、一度上に振ってから下げるパターンも多いので、ここは見送りがいいかと思います。

 

エントリーした場合は、この陰線の実体を1h確定足が抜けるか、1hレベルの高値の上が損切ポイント(SL)になるでしょう。

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その後、50のキリ番で一度大きく戻しましたが、結局1h足確定で、実体が一度もこのローソク足始値を越えず、再度安値を1時間確定で割れました。キリ番も抜けています。

5mレベルならもっと早くにエントリーできそうに見えるかもしれませんが、一度安値を割れても、1h足確定では戻ってヒゲになった場合、騙しになって急上昇する事も多いので、ここは1h足確定を待つのが安全です。

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経験を積んでくれば見込みで入る、という事も出来ますが、必ず1h足確定で、確認する事が必要になります。

 

後から見ればいくらでもうまく出来ますが、あくまで、

リアルタイムではどう見えるのか?

という事を意識して検証しなければ、実践的ではありません。

 

ここからはかなりの勢いで下落してしまい、エントリーは難しいと思われます。

 

利確については、前回書いたような、

レジサポ

フィボナッチエクスパンション

フィボナッチリトレースメントのエクステンド

キリ番

上位足直近のトレンドの逆方向であれば、直近トレンドの波に引いたフィボナッチリトレースメントの値

などが考えられます(赤いゾーン)。

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1hレベルで三尊を作って、ネックラインを割れた事を考えると、一番近いエリアでの利確は少し勿体ないですね。

 

今回は以上です。 

 

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1時間足ダウ目線実践編 その弐

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たかぶです。今回からは1時間と5分足を見ながらエントリーチャンスを見ていきます。

 

~右側の見えるチャートと見えないチャートの違い~

根拠を見つけられない初期段階では、出来上がったチャートからエントリーポイントを見つける練習が効果的ですが、それが容易に分かるようになったら、次は右側の見えないチャートで練習すると、リアルトレードにおける課題も見えてくるので、オススメです。

 

今回は、右側の見えないチャートで振り返る為に、加減さんという方の作られたRCCを使用します(Review Candle Chart)。MT4にインディケーターとして導入するので、自分が実際にトレードするのと同じチャートでシミュレーションが出来ますし、動作も軽いので非常にオススメです。

 

加減さんは他にも色々有益なインディケーターを販売されてますので、チェックしてみてください。

www.gogojungle.co.jp

 

 ~9月7日(月)~

 前回、説明したように現在1hダウ目線は下です。下降の波にフィボを当てるとFR78.6まで戻して、下窓を空けて始まりました。このあたりで切り下げる動きが出れば、売れそうです。波を見ていると一度上昇し高値を切り上げましたが、その後安値を切り下げました。

 

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 このような切り上げ直後に切り下げに変わる動きは反転のサインとなります。その後、小さな波を5つつけながら割れた安値を裏から試し(調整波、レジサポ)、その後に強めの陰線が出たところで、売りのエントリーが出来そうです。

 

この場所は、下降の波のFR38.2には到達してませんが、以前説明したツールのランクにあるように、レジサポの方がフィボナッチよりランクが上なので、フィボよりもレジサポが機能した、という事になります。

 

その後、順調に下がりましたが、下がらないケースでは、SLは直近の高値の上に置いて、時間が経っても下がらないようなら、一旦撤退する事もありでしょう。

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利確についてはいろいろな考え方があり、詳細は今後又解説していきたいと思いますが、ここではフィボナッチエクステンション(FE)127付近で切り下げから切り上げのプライスアクションが出たので決済とします。

 ~FE(フィボナッチエクスパンション)とは?~

FEは最初の波の長さを戻りから伸ばした所が100となる、波の延長を測るツールで、利確ポイントの目安として使います。値としては127~161.8あたりを考えるのが一般的です。

 

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その後の動きを見ていると、又小さく5波をつけて、直近下降のFR61.8まで戻ってきました。更に調整の波にFEを引くと161.8となっています。FEは利確の場所を予測するツールですが、利確されるということは逆方向の圧力にもなります。この場合買いの利確=売り圧力と言う事です。 ここでのダウ反転を見て戻りを買っていた勢力が、利確してくる可能性があるという事ですね。

 

その場所と下降の波のFR61.8という戻りで一番強い場所が重なりました、こういう複数の根拠が重なる場所を、

オーバーラップ

と呼び、単一の根拠よりもより確率の高い反応場所になります。そこで、強い陰線が出ました。この確定を見てもう一度エントリーが出来ます。SLは直近の高値上です。

 

もう一度高値を試し、ダブルトップのような形で下がる可能性はありますが、高値を確定で越えてくるようだと、切り下げが否定された事になるので、一旦撤退する方が安全です。

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今回は、そのまま下降し、最初の波に引いたFE161.8、キリ番付近でダブルボトムをつけたので、このあたりでの利確となるでしょうか。そして、1hレベルでは下降の波が更新されたので、戻り高値(も高)が移動します。

 

~エントリーは基本確定足を見てから~

いかがでしょう?出来上がったチャートでは簡単にエントリーできそうですが、右側が見えない場合、エントリー時にはそれほど下落しそうに見えないと思います。よって、大事なのは、

エントリーした後の波の動きをイメージしておく事

ですし、ローソク足が確定して陰線が出た時点でエントリーをするのが基本です。

 

では、次回も引き続きトレードチャンスを探していきたいと思います。

 

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1時間足ダウ目線実践編 その壱

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たかぶです。前回までで基本のメソッドについて大まかに解説してきました。

 

そこで今回から、実践編として先週のポンド円を使って、目線とトレードチャンスについて解説してみたいと思います。

 

~日足、4時間足~

まずはこれまでの流れを見る為と、MTF分析の実例として日足と4時間足を見てみましょう。

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5月の大きな下降から波をつけて上昇しています。まだ日足レベルの波の戻り高値は越えていませんが、戻りが結構大きいです。更に、下降にかかった時間に対し、遥かに長い時間をかけて上昇してきています。

 

という事は波の対称性から言えば、

日足レベルの目線はまだ下だが、その勢いはもうあまり強くない

と考えられます。というのもあれだけの強い下降の勢いが続くなら、もっと早い段階で下降していくべきだからです。

 

ところが、フィボナッチリトレースメントを直近の下降ではなく、その手前からの全体の下降に引いてみると(強い下降に対する戻りの時間があまりに違うため)、先週、下降の78.6付近まで上昇。更に、この場所は前回の下落が落ちた場所の安値を抜けた場所とも重なります(レジサポ、ロールリバーサル)。

 

つまり、ここが、

上位足の節目

となり、一旦プライスが反応する可能性があるという事です。するとここから下降して、先週は終了しました。

 

さて、ここで日足・4時間足だけ見てみるとどうでしょう?日足の大きな上昇から見れば、下降も小さなものですし、4時間足ではまだ押し安値も割れておらず、逆にいい押し目からの買いが出来そうにも見えそうです。

 

~1時間足の重要性~

ところが、1時間足で見てみると、こうなります。

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ダウ目線はどちらでしょう?下です。そして、週明け時点での戻り高値はオレンジの水平線、なのでここを実体で抜けない限り、売りを狙っていくことになります。

 

このように、デイトレレベルでは日足や4時間足ではなく、1時間足ダウ目線を基準に戦略を立てた方が、直近の値動きを見間違わない事が多いです。明確な基準によって環境認識をする事により、軸のぶれない、目先の値動きに惑わされないトレードが可能になります。

 

良く言われる、

 値動きの意味を考える

というのは漠然としたものではなく、論理的な見方に基づいていなければ意味がありません。

 

又、リアルトレードでは、右側の見えないチャートにおいて、どのローソク足の確定がエントリーのサインとなるのか?という事を明確にしていかないといけません。

 

では、次回から下位足を見ながら、トレードチャンスを探してみたいと思います。

 

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