初心者が取り組みやすい検証方法(動画あり!)~いい練習その2
たかぶです。今回は前回の記事で紹介した
出来上がったチャートを使用して、MTF分析とエントリーポイントを見つける練習
の実践編です。最初は画像と文章で紹介しようとしましたが、無茶苦茶手間がかかる事と、その割にイメージが伝わらない事に気が付き、動画を作成する事にしました。
今後は動画を使用したコンテンツも作っていきたいと思いますので、興味のある方はチャンネル登録をお願いします🤠
テンポ良く見て頂くために、1.5倍速にしてアップしてあります。今回はツールなど使い慣れているMT4で行っていますが、MT5やTrading Viewでも同じような練習は可能です。
出来上がったチャートを使うのはただの後付けでは?
と言う意見があるかもしれませんが、私の経験上、後付けでエントリーポイントが見つけられないのなら、右側の見えないチャートでエントリーポイントを見つける事はほぼ不可能です。
なので、手順としてはこの練習でエントリーポイントが容易に見つけられるようになった後で、次は右側の見えないチャートで練習するのが、初心者の方には効率的だと考えます。
ただし、この練習で気を付けなければならないのは、下位足だけの根拠でエントリーしてうまく行っても意味が無い、という事です。
MTF分析は上位足で環境認識を行い(動画では日足、4時間足、1時間足など)’、下位足でタイミングを取ります(同15m足)。それぞれ環境認識足とか執行足と言ったりもします。執行足だけの動きだけを根拠にエントリーしてしまうと、MTF分析の練習になりませんし、直近の値動きだけでエントリーしてしまう悪い癖がついてしまいます。
執行足でよく使われる、5mや15mのチャートだけ見ると、フィボが引けそうだったり、エントリーできそうな場所は数たくさん見つかるかもしれませんが、その時に
・上位足ではどういう場所なのか?
という事を必ず考える習慣をつけてください。環境認識足で気にすべきポイントとしては、
・押し目、戻り、押し安値、戻り高値、高値ブレーク、安値ブレーク、ネックラインやブレーク後のリトライで出来るレジサポ
などが挙げられると思います。
右側の見えないチャートで検証しても、今一つうまく行かないという方は是非試してみて頂けたらと思います。
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トレードの3要素 その二
たかぶです。今回はようやくトレードの3要素の続きである、
その二 いい練習
について書きます(汗)大変長い間お待たせしましたm(_ _)m
トレードを始めた人にとって最初に戸惑うのはこの部分かもしれません。スクールに入る、ネットや書籍で手法の情報を集める、などの手段で手法を学んだとしても、実際に試さない事にはその手法を落とし込んだり、利点・欠点などは分かりません。
とは言ってもいきなりリアル口座で試してみるのはリスクが高すぎるので、まずはデモ口座で、という人も多いのではないでしょうか?
デモは良く「リアルマネーでないので真剣さにかける」とか「リアルの心理状態は経験できない」と言われることもあります。もちろん、そういう面もありますが、個人的には初期段階で自己資金を無意味に減らさない為にも、いきなりリアルをやるよりはデモでやってみる事がいいと思います。
その場合の注意点は、
・デモであっても、リアルと同様の資金管理・損切り・利確を意識する
という事です。デモであっても資金が増えたり減ったりするのをリアルのように感じるイメージ力が大事です。もし、デモだとどうしても適当になってしまう、という場合は最小ロットでリアルをやる、という手もあります。
ただ、デモの場合リアルタイムでのトレードになるので、まだ手法自体が肌感で身についていない人には効率性に欠けると言う欠点があります。
そこでお薦めなのが、
検証ソフトの使用
という事になります。
波乗り道場ではForex Tester 5を使用してますが、他にも同じような機能を持っているソフトは色々ありますので、どれでも構わないと思います。
MT4やMT5を使っている人はMT4,5がそのまま使用できる、
Review Candle Chart(RCC)+T-note
もお薦めです。
FT5の利点としては、
・リスク率での注文が出来るので複利的な運用のシミュレーションが出来る
・分割決済が出来るので、よりリアルに近いトレードが出来る
というあたりでしょうか。RCC+T-noteの場合ポジションサイズの概念が無いので、資金がどのように増えていくのか、というようなシミュレーションは出来ません。
しかし、いきなり検証ソフトを始めてもなかなか理解した手法を実践できない、という人も多いかもしれません。それはまだ
環境認識
をするための思考が身についていないからです。
そんな方達にお勧めするのは
・出来上がったチャートをみて、その手法があてはまる場所を探す
というものです。
私は、これを初心者には一番効果があるものだと思っています。ただ、MT4の過去チャートなどを使ってこれをやろうとしても、MTFの同期が出来ないと環境認識足と執行足の関連性が分からなくなってしまいます。その為、
Shiftchart
など各時間足の同期が取れるツールを入れた方が効率的でしょう。
MT4 チャート検証用インジケーター【ShiftChart】 - インジケーター・電子書籍 - 投資戦略・トレード手法・相場分析・ツール・自動売買等の流通プラットフォーム - GogoJungle
次回はこちらのやり方を実際に紹介してみたいと思います。
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波乗り道場認定講師になりました!
たかぶです。なかなか記事を書く時間が無く、時間が経ってしまいました。
前回の記事で述べましたように、今後は又本来の方針に戻り、自信を持ってトレードするための考え方、アイディアについて情報発信をしていこうと思ってますが、先日私が参加している「波乗り道場」にて認定講師制度が始まりました。
こちらは道場に入門している道場生の中から条件を満たした者が、認定講師となり他の道場生に対し、波乗り道場で使われている波動論を自分の経験を踏まえて広めていくという物なんですが、私もZimon's Cup数度入賞の実績が認められて、
認定講師の一人になることができました!!
兼業である事や居住地の関係で、日々のトレードはなかなかタイミングを取るのが難しいんですが、Zimon's Cupの時は気合を入れて参加してきたので、この結果はとても嬉しいです。
来年からは、トレードだけに留まらないZimon's Familyの活動にもっと参加できるよう専業体制を準備中ですが、以前の経験からトレードだけでは時間を持て余す事が分かってますので、来年に向けての環境づくりとしても講師の活動を始める事にしました。
波動論の思想は、私がこちらのブログで説明してきたものと同じものも多く、親和性は高いと思っていますし、波乗り道場には昔からの仲間や勉強会出身の方も参加してますので、他の道場生がきっかけを掴むサポートになれたら嬉しいなと思ってます。
良く、トレードで稼げるなら人に教えたりしない、とか自分の技術を簡単に教えたりしないというような意見を見ますが、私は全くそうは思いません。トレードというのは孤独なもので、それ自体に生産性はありません。だから、仲間が居た方が絶対楽しいですし、自分の知識を周りと共有する事で誰かの気づきに繋がるのであれば、そこに何かしらの価値が生じます。そして、以前から書いているように手法だけ教えても絶対に勝てるようにはなりません。
又、トレードはゼロサムゲームという主張に対しては、自分の周りがみんな同じ手法を共有したとしても全体ではとんでもない人数が関わっている訳で、反対側に居る人はいくらでも居ます。更に取引ペアも数多くある訳ですから、相当数の人間が同じ手法を使ったとしても相場に影響を及ぼす事は無いでしょう。
自分の手法が知られると勝てなくなる、というのは鞘取りやなど相場の短期的な歪みを狙うものなどは分かりますが、ここで述べているような相場の本質を理解し、値動きの動きから優位性を判断するやり方であれば、相場が参加者の恐怖・エントリーのストップ・本質的な波動で動く以上、優位性のある場所は変わらないというのが私の考えです。
講師制度自体は、今の所それほど金銭的なリターンがある訳では無いですが、Zimon Familyの理念である「One for all, All for one」に則り、自分の知識を共有する事が自他共栄に繋がるんじゃないかと思ってます。
今後は波乗り道場認定講師としての立場を軸として、SNSやブログについても関連付けていきたいと思ってますが、自分が培ってきた知識の共有も続けていく予定ですので、これからもよろしくお願いします。
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トレードの3要素 その一
たかぶです。最近、トレード以外の話題が続きましたので、今回はトレード関係の話に戻りたいと思います。
2021年もすでに2月中旬になりました。トレードの調子はいかがでしょう?トレードがうまく行くためには、様々な要因があります。あなたがまだトレードで勝ててない(勝てるけど安定しない)のであれば、何故なのかを考える必要があります。
エンジンの始動に必要な三要素ってのがありまして、それらは
・いい吸気
・いい圧縮
・いい着火
なんですが、トレードも同じように
・いい手法
・いい練習
・いいオペレーション(資金管理やポジションコントロールなど)
の3つが揃って、初めて爆発的な資金増大が望めると思います。それぞれについての私の考えを書いてみます。
~いい手法とは?~
優位性のある手法であれば何でもいいとも言えますが、やはり相場の原理原則とも言えるダウ理論をベースとした手法が、一番応用性があり、どんな相場環境になっても使えると思います。私が考えるトレードを簡単に定義すると、
節目を予測し、そこでのプライスアクションを見て、どうするかを考える事
です。
レジサポ・フィボナッチ、キリ番、BBなどテクニカル分析のツールは、あくまで節目を見つけるためのものであるという認識であり、節目に来たからだけで入る事は”基本的に”ありません。そこでのプライスアクションを最終判断として使う事が多いです。
ただ、プライスアクションと言っても様々なものがあり、更にはどの時間足を使うのか?まで含めると、膨大な数のパターンが存在するので、この部分の深掘りが一番時間がかかりますし、自分のスタイルとのマッチングも見ていかないといけない部分ではないかと思います。
一般的には
時間足を下げれば下げるほど、端でエントリーできるが、信用度は下がる
という傾向があります。例えば節目での反転を狙ったエントリーでは、
1m足での反転パターンでのエントリー
がプライスアクションとしては一番早い判断になりますが、その反転は続かずに上位足レベルでひっくり返される可能性が大きくなりますので、その事を想定したトレードプランが必要になります。
フラクタル的には、
1mの反転ー>5mの反転ー>1hの反転
と言う風に成長していくイメージも持てますが、現実には1mの反転がすぐ5mの反転に直接繋がらない事も多いです(特にファーストタッチの場合)。とすれば、逆に5mの反転の兆候が出た後に起きる1mの反転をエントリータイミングに使う、というアイディアも出てきます。
同じように1hの反転が起きている中で5mの反転パターンを狙う。。。と、トレードにおいては状況に応じてサイズ感を大きくしてみたり、小さくしてみたりという考えが出来ると、トレードの幅が広がります(以前に紹介したアントマンの話)。
イメージで書くと、こんな感じになります。
どこまで下位足に落ちるのかは、個人の好みですし、1m足まで落ちなくても十分結果を出していけると思いますが、トレードを一つのゲームとして考えた場合、状況に応じて色んなプランが建てられると、攻略法がいくつもあるのと同じで、楽しくなってくるのは私だけでしょうか(笑)
次は、いい練習について書いてみたいと思います。
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2021年の抱負
🎍ブログをお読みのみなさん、あけましておめでとうございます!🎍
去年6月末に”読みなよ。FX勉強会”を退会し、自分の気づいた役に立ちそうな事を書いてみようと、こちらのブログを始めました。
その後、新たな活動場所を求め、こちらで動画を紹介した事もある波乗りジョニーさんの「波乗り道場」に参加、主にFX以外の対象についてのトレードを研究し、年末に開催された第一回Zimon's Cupで、残念ながら賞金がもらえるTop3には入れませんでしたが、4位になることが出来ました!🥳
以前居たところに比べ、遥かにオープンでビジョンのあるコミュニティで、刺激をもらえそうな人も多く、新年を迎えてモティベーションが高まっております!
FXトレードをやろうとする人には、様々な背景や理由があると思いますが、経済的自由を得た後何をするのか、という視点で考えたとき、単に手法の向上だけで完結するのではなく、仲間の存在は非常に大事になってくると思っています。
去年からの世界規模の混乱の中で、トレードと言う技術は色んな可能性を秘めており、今後ますます注目を集めていくでしょう。
まだまだ私も色んな課題がありますが、トレードの目的は自分の資産を増やすことであり、人と競争するものではありません。勝率や獲得PIPSにこだわる必要もなく、自分の資金がどれだけ増えたかが一番大事です。
今後も、自分の出来る範囲で色んな情報発信をして、読者の方に何かの役に立てていただけたらと思っています。
又、読みなよ。FX勉強会についても、様々な噂かどうか分からない話がネット上に出ております。私は結構長く在籍していたので、何が事実で何が事実でないかそれなりに知っています。
プロフィールの所にも書いている現時点での私の評価は”非推奨”ですが、その根拠も含め元生徒の立場で、時折書いていきたいと思っています。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
たかぶ
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1時間足ダウ目線実践編 その六
~9月11日(金)~
金曜日は週末という事もあり、テクニカル的な動きをしない時も多いですが、取り敢えず見ていきましょう。1hダウ目線は変わらず下です。
木曜の下げから引いたFRに対し、調整の波を付ければ売るというのが基本方針です。
5m足のチャートでは、調整の波を付けて戻ってきておりますが、1hのFR38.2にも5mのFE161.8にも微妙に達してません。
5mで反転のパターンを作れば売れるかもしれませんが、これも微妙なダブルトップな上に、ネックラインを割れての試しも無い、とリアルではなかなか入れる形では無いと思います。
敢えて入れるとしたら、5mレベルの押安からの試し or 安値割れ後、再度高値を試して大きめの髭を付けた所でしょうか。
全体的に揉み合いの一日でした。それなりに値幅はあるので2,30PIPSは取れそうですが、無理してやる日でも無いような気がします。
~まとめ~
長期間かかってしまいましたが(笑)、1hダウ目線を軸としたトレード例を一週間やってみました、いかがだったでしょう?何となく感じを掴んでいただけたら、嬉しく思います。
もちろん他にも色んなメソッドがありますが、一番基本となるアイディアとして、まずはこれを理解するのがいいのではないかと、思っています。
ここから先は過去チャートやリアルチャートで経験を積み、どのように立ち回るかを考えるのが、大事になってきます。
取り敢えず、ここまでを第1段階とし、今後は直近のチャートの振り返りや、次の展開をどのように考えていくかについて、書いていけたらと思っています。今までに説明した内容を理解している、という前提で書きますので、しっかり復習しておいてください(笑)
又、今までの内容について何か質問があるようでしたら、コメント欄に書いてもらえたら返答したいと思います(o^-')b
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